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タイル豆知識
タイルについて
商品について
当店では、主にインテリア(内装)・タイルを販売しております。
インテリア・タイルは表面が高温で焼き固められたガラス層で覆われているので、汚れが付きにくく、付いても簡単に拭き取れる特性を持っています。そのため に、世界中で水回りに多く愛用されています。
装飾としてのタイル
タイルは機能面だけでなく、インテリアの装飾としても重要な役割を担っています。
特に住宅の場合、キッチンやバスルームの単色無地のタイルに少し手を加え るだけで、とても豊かな空間になります。
キッチンは「主婦の城」といわれています。タイルで装飾されたキッチンでの調理は、もっと楽しくなるはず。一日の疲れを癒すバスルームも、タイルによって 憩いの空間を演出する事が可能です。
アーチストのキャンパス
世界には、実に様々なデザイン・タイルがあります。特にタイル発祥の地といわれているヨーロッパのデザインタイルは、もっともよく使われている定番タイ ルです。
しかし、日本やアメリカのタイルにも素晴らしいタイルが沢山あります。メーカーが作り出すタイルはもとより、個人のアーチストが作り出すタイルに は目を見張るモノがあります。
それは1枚1枚手作りされた、素朴で温かみのあるタイルです。
また、1つのテーマを持ち、追求しているタイルもあります。アーチスト達はキャンバスとして タイルを選び、自分達の作品を焼き物として表現しています。アートになったタイルは、一枚だけで飾る事はもちろん、建材としても活かされ、住空間を華麗に
演出しています。
当社は、お店にはない、カタログもない、そんな世界のアート・タイルをご紹介していきたいと思っております。
タイルの分類
素地の質 | 吸水率 | 用途 |
---|---|---|
磁器質 | 1.0%以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル モザイク |
せっ器質 | 5.0%以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル |
陶器質 | 22.0%以下 | 内装タイル |
当店での取扱いタイルは主に陶器質と磁器質のタイルです。
陶器質
一般的に住宅のキッチン、バスルーム、トイレなどの内装壁に使用されるタイルです。
タイルの中では一番吸水率があり、柔らかいタイルです。外装の壁や床には適しておりません。
磁器質
主に住宅やマンションの外壁、床などに使用される高強度で耐候性・耐久性にすぐれたタイルです。
素地は硬く、吸水率はほとんどありません。
2008年のJIS改正により測定方法が自然吸水から強制吸水へ変更されたため、
陶器質、磁器質などの呼び名から I 類〜 III 類という呼び名に変わりました。
素地の質 | 吸水率 | 用途 |
---|---|---|
I類 | 3.0以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル モザイク |
II類 | 10.0以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル |
III類 | 50.0以下 | 内装タイル |
当店では新旧併用の表示をしております。
- I 類・磁器質
- II 類・せっ器質
- III 類・陶器質
タイルの寸法
タイルの大きさは、センチ(cm)、ミリ(mm)、インチ(inch)表示です。
※ほとんどのタイルはミリ(mm)単位の表示をしております。
センチ | ミリ | インチ | |
---|---|---|---|
センチ | 1 | 10 | 0.393 |
ミリ | 0.1 | 1 | 0.039 |
インチ | 2.54 | 25.4 | 1 |
縦横200mmの正方形のタイルは200mm角と表示されます。
また、内装タイル(陶器質)の寸法は、目地の中心から中心までの寸法(モジュール寸法)を表示している場合がほとんどです。
例えば内装用の200mm角タイルの実寸法は、197.55mm×197.55mmになります。これもメーカーやタイルの大きさによって様々ですので、施工をお考えの場合にはタイルの実寸法にご注意下さい。
タイルの外観および品質
タイルには外観の美しさが要求されますので、きびしい検査基準に適合している必要があります。特に日本のタイルの場合は、JISなどによる細かい検査基準をクリアしていますので、世界一の品質といっても過言ではありません。しかし、海外においては、その国独自の品質管理によりますので、日本の検査基準と比較する事は出来ません。
タイルは焼き物ですので、焼成温度、土の精度などにより、同じタイルでも色や大きさが微妙に違います。海外では、それを自然のままに使用されています。一 枚一枚のタイルはサイズも色も多少違いますが、壁一面に貼り上げられたタイルを全体的に見ると、とても味のある仕上がりになっています。目地も所々曲がっているのですが、それがあたかもデザインの一部であるかのように見える場合もあります。また、特にヨーロッパでは、外壁よりもインテリアとしてのデザインタイルが主流ですので、回りの空間に溶けあるよう、随所に工夫が施されています。
日本の場合は、目地がまっすぐに通っているタイルの壁がほとんどです。色も統一されています。どちらが良いかは、その人の感性によるところですが、本来、タイルが持つ、焼き物の良さ、色むらの良さを海外のタイルに見る事が出来ます。
当店の取扱い輸入タイルや個人のアーチストが作る手作りタイルも、一枚一枚デザインや色が微妙に違い
ます。予めご了承ください。
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